2005年3月20日 福岡県西方沖地震（M7.0）

2005年3月20日10時53分に、福岡県西方沖を震源とするMj7.0の地震が発生しました。この地震により、福岡県中央区、東区、前原市と、佐賀県みやき町での震度6弱をはじめ各地で強い揺れが観測されました。東北大学地震・噴火予知研究観測センターでは、震源域の地殻構造や余震活動を調査するため、福岡県西方沖地震合同観測グループの一員として、九州大学、鹿児島大学、北海道大学、東京大学地震研究所と協力して、2箇所の地震観測点を設置しました。

観測点配置

震源データは気象庁一元化震源、地形データは「数値地図５０ｍメッシュ（標高）」（国土地理院）によります。

能古島２観測点は、2005年3月23日に東北大学により設置された後、2005年3月31日に九州大学によりテレメータ化されました。

謝辞

本観測に際しては、新宮町立相島小学校・福岡市立能古中学校のご協力を賜りました。記して感謝いたします。

関連情報