2026年 プレスリリース

第2回日本-南アフリカ岩盤工学技術ワークショップを開催します[2026/8/6]

 第2回日本-南アフリカ岩盤工学技術ワークショップの参加・講演の申込受付を開始しました。

ワークショップの参加・講演申込受付

ワークショップ概要
開催日: 2026年11月30日-12月1日
会場:東北大学大学院理学研究科 地震・噴火予知研究観測センター 第2講義室(予定)
形式:対面参加とオンライン参加のハイブリッド
参加費・投稿料:無料
主催:日本-南アフリカ岩盤工学技術コンソーシアム
   東北大学-防災科研マッチング研究支援事業
問い合わせ先:矢部康男(yasuo.yabe.e2&tohoku.ac.jp,&を@に置き換えてください)

ワークショップ開催の経緯
 日本と南アフリカ(南ア)の大学・研究機関は、南アの大深度金鉱山で発生する誘発地震の直近観測に基づく震源物理の理解と落盤リスク低減のための共同研究を、30年以上にわたって行ってきました.当センターは、2006年から、この共同研究に参加しています。これまでの共同研究の中で、東北大学で開発・改良された応力測定法が、大深度鉱山でも有効であることが確認されました。最近、東北大学では、多方向水圧破砕と地震発生抑制の基礎技術の開発に成功し、現在、東北大学-防災科研マッチング研究支援事業により、地震発生抑制技術の高度化に取り組んでいます。
 これらの技術を南アの鉱山やシェールガス開発プロジェクトなどに移転・実装するため、2025年2月に、伊藤高敏(深田地質研究所)が代表となり、「日本-南アフリカ岩盤工学技術コンソーシアム」が設立されました。設立メンバーは、日本側が東北大学、立命館大学、深田地質研究所、南ア側がウィットウォータスランド大学、地球科学評議会(CGS)、南ア岩盤工学会(SANIRE)です。同年7月には、南アのSun Cityにおいて、コンソーシアムのキックオフとなる第1回日本-南アフリカ岩盤工学技術ワークショップを南ア岩盤工学と共同開催しました。
 第2回となる本ワークショップでは、熊本大学で開発された、酵素誘発型炭酸塩析出技術を用いた断層破砕帯の高剛性化による誘発地震抑制技術も加えて、日本での技術開発の進捗や南アでの実装事例・計画が紹介されます。また、シェールガス開発の候補地である南ア西部のカルー盆地で実施されている、総延長2500kmにおよぶ反射法地震探査の事例報告も予定されています。これらに限らず、岩盤工学技術の高度化、誘発地震を含む震源物理や地殻活動の理解、次世代人材育成などに関心のある方の参加・講演を歓迎します。