Solidified magma reservoir derived from active source seismic experiments in the Aira caldera, southern Kyushu, Japan.
Earth Planets Space, 75, 166, doi:10.1186/s40623-023-01919-z
Estimation of spatial distribution and fluid fraction of a potential supercritical geothermal reservoir by magnetotelluric data: A case study from Yuzawa geothermal field, NE Japan. Journal of Geophysical Research: Solid Earth, 127, e2021JB022911. https://doi.org/10.1029/2021JB022911
2024年4月5日
受賞理由
地下の超臨界水貯留槽の温度や含水量と言った評価は地熱発電能力評価や熱水系火山の噴火ポテンシャル評価として重要性を増しています。本論文は秋田県湯沢地熱地域をテストフィールドとして、比抵抗構造と超臨界塩水の相平衡図の考察から、地熱貯留槽の超臨界熱水体積分率と塩分濃度の定量的推定に成功した論文です。
同論文について、2022年1年間のダウンロード数がJournal of Geophysical Research: Solid Earth におけるTop 10以内であることがWiley社より通知されました。数多くの論文が掲載され、固体地球科学系で大きなインパクトを持つ同誌において多くのダウンロード数があったことは、同論文の注目度の高さの証左と言えます。