地殻ダイナミクス

 2011年東北地方太平洋沖地震(東北沖地震)後に東北地方の各地で、誘発されたと考えられる内陸地震活動の変化が見られています。東北大学大学院理学研究科地震・噴火予知研究観測センターでは、そのような内陸地震の発生過程を明らかにするために、秋田県南部地域・秋田県北部地域・福島県北部〜山形県南部地域での調査・研究を実施します。

 本計画は科学研究費補助金 新学術領域「地殻ダイナミクス-東北沖地震後の内陸変動の統一的理解」(代表:京都大学教授 飯尾能久)の中の計画研究の一つである、A01(応力班):「内陸地殻の強度と応力の解明」(代表:東北大学教授 松澤暢)の一環として行います。本計画により、東北地方の内陸における、東北沖地震前後の応力・ひずみ・ひずみ速度の時空間変化やそれに関係する地殻構造の不均質性を解明することで、地殻変動や地震活動の発生原因について、より正しい理解が得られるものと期待されます。

 この調査・研究の遂行のために、秋田県大仙市・横手市・仙北市付近に約60点、秋田県北秋田市・大館市付近に約10点、福島県喜多方市・北塩原村および山形県米沢市付近に約10点の臨時地震観測点を設置する予定です。

観測点配置図

設置予定の観測点を緑色、既存の定常観測点を赤色、既設または以前設置していた臨時観測点を水色で示しています。

Akita-Nanbu図1.秋田県南部地域(60点)

Akita-Hokubu図2.秋田県北部地域(10点)

Aizu-Kitakata図3.会津喜多方地域(10点)

謝辞

本観測に際しては、秋田県大仙市・横手市・仙北市・北秋田市・大館市・福島県喜多方市・北塩原村・山形県米沢市の地元の方々のご協力を賜りました。記して感謝いたします。

関連情報